カチン（カティン）の森事件から70年。ポーランドのひとたちの心に慰めが訪れますように…

昨夜、ネットのニュースで、とてもショッキングなできごとを知りました。もうご存知の方も多いかと思いますが、ロシアのスモレンスク近郊の森に、ポーランドの政府専用機が墜落しました。カチンスキ大統領ご夫妻と多くの政府高官、カトリックの主教、カチンの森事件の犠牲者の遺族など、合わせて96人もの方の命が犠牲になったそうです。

今回の事故のあらましや原因追究、歴史上の事実や考察、今後の政治の行方などは、その分野の専門家の方にお譲りします。
私のもとには、ポーランドで出会い、親しくさせていただいている方たちから、力強いメッセージがいくつか届きました。彼らの強さを改めて知ることとなりました。

ポーランド人の友人Mさんの言葉をご紹介します。
「私たちの国はとても傷ついています。しかし、天国からヨハネパウロⅡさまのお力をおかりしながら、再び立ち上がろうとしています。70年前のカティンの森の事件で、20000人以上のポーランド人が虐殺されました。今回のことはとても悲劇的でなことでしたが、このことをきっかけに我が国のもっとも暗い歴史の一部に光がさすこととなりました。このことは何か意味があることのように思えます。温かい友人たちの言葉や支えが、私たちに勇気と力を与えてくれています。」

彼らの心に一日も早く慰めが訪れるよう、お祈りするばかりです。。。

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