無知って怖い！輸入前の大変なこといろいろ

近々、ポーランドの工房から食器たちのサンプルが送られてくることになっています。とっても楽しみなのです。届いたら、ここでみなさんにもごらんに入れますね。

ところで、外国から食器を輸入するときに、食品衛生法に関する検査を受けないといけないって、ご存知ですか？知らなかったのは、私だけ？…ではないと思いますが。

食器は口に入るものを入れる器なので、そのような検査が必要なのだそうです。
具体的には、カドミウムと鉛が使われていないかどうかの検査をするようです。

結論を言ってしまいますと、今回ツェラミカが取引させていただく工房では、カドミウムと鉛の不使用をポリシーに掲げていますので、検査には合格するものと思います。
でも、国内の指定機関で検査を受けないと、輸入はできないのだそうです。
個人使用のためなら、いいのですが、小売りのための輸入なので。

さて、そこで私、店長の無知が大変な出費を生み出すことになったのです。

せっかくかわいいポーランド陶器を日本のみなさんにご紹介するんだから、できるだけアイテム数も揃えて楽しく選んでいただきたい！
そう意気込んでいたのですが、なんとその検査、形毎、色毎、メーカー毎に全種類が検査の対象になるというではないですか！しかも、検査1つにつき、1万円くらいかかるとか。
つまり、カップとティーポットとお皿で3つ。それぞれ5色あれば、かける５で15種類。それじゃあ15万円もかかってしまう！
無知な店長は、もっとたくさんのアイテムを考えていたので、さらに大変な額に！

その後、よく調べると、形は
１．皿など深さのないもの
２．カップなど、1.1リットル未満の容器
３．ティーポットなど、1.1リットル以上のもの
の３つのカテゴリーに別れ、各カテゴリーに1点の検査でよいとのこと。
ほっ。

また、色も模様がいろいろでも、同じ色しか使っていないなら、検査は1点でよいと。
ほ〜っ。

ということで、まあお金はかかりますが、当初の予定通り、サンプル輸入を決行することにしました。
サンプルは、2月上旬には届くでしょう。
みなさんも、私と一緒に楽しみにお待ちくださいね。