いよいよ絵付けです。【工房からの写真】

素焼きが終わったら、いよいよ絵付けです。
ボレスワビエツの陶器の特徴のひとつは、この独特のスタンプ手法での絵付けではないでしょうか。

ごらんのように、スポンジのスタンプで模様を描いていきます。
もちろん手作業です。

写真のティーポットは、典型的な孔雀の羽模様。私は「目玉模様」と勝手に呼んでいます。

下の写真も、目玉模様ですが、上のものとは少し違いますね。
スタンプの後、目玉の隙間を筆で丁寧に塗っています。

出来上がると、きれいな藍色になるのですが、絵の具は薄い紫色なんですね。


ボレスワビエツ社の陶器の模様には、全部で4つののグレードがあります。お値段も様々なんです。
このページの写真のものは、「クラシック柄」というもので、一番基本のもの。


高いグレードのものを絵付けできるようになるには、職人さんも長い経験とセンスがないとできません。全員ができるわけではなく、特定の職人さんだけがその高いグレードのものを絵付けできるのです。
それらを「アーティスティック柄」(省略して「アート柄」とします。)と呼びます。以前このブログでご紹介したカップ&ソーサーは、その「アート柄」のひとつですよ。
手の込んだ模様を楽しんでくださいね。
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