ポーランド陶器の模様いろいろ

ツェラミカでは、ポーランドのボレスワビエツという町で作られている、陶器をご紹介しています。ドイツとチェコとの国境に近いこの地域は、以前ドイツ領だった時期がありますので、ドイツ語でブンツラウとも呼ばれています。
このボレスワビエツ(ブンツラウアー)陶器の特徴の一つに、絵付けの技法があります。スポンジでできたスタンプを使用して、ひとつひとつ手作業で絵付けされているんです。




特に有名なのは、「ピーコックアイズ」といわれる、目玉模様。孔雀の羽根をもとにデザインされています。この模様は、ボレスワビエツのどの工房でも共通して作られています。また、そのバリエーションとして、目玉模様と花や葉、蝶などの組み合わせの模様も無数に存在します。このような独自の模様を作り出すことで、工房のオリジナリティーを表現しているんですね。
スタンプを使用しているために、繰り返し模様が多く見られます。



このほかに、ツェラミカでは≪アート柄≫と呼んでいますが、スタンプと筆を使用して、とても美しい絵付けがされたものもあります。
「ボレスワビエツ社」では、これら≪アート柄≫の品物には、絵付けをした職人さんのサインが入っています。
どのグレードの絵付けに職人さんのサインが入っているかは、工房によって異なります。
「ボレスワビエツ社」では、≪クラシック柄≫≪クラシックA柄≫にはサインは入っていません。
≪ユニーク柄≫では、職人さんの名前のイニシャルが、≪アート柄≫ではサインが見られます。
柄によって価格も違いますので、少しお値段は高くなりますが、『作家もの』のような感じで、ただ陶器を手に入れただけでなく、絵付けをした職人さんとの出会いでもあると思っていただけるとうれしいです。


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